自分へのご褒美で、美容（マッサージ、美容院、エステ）にお金をかけている
そんな方多いのではないでしょうか？
でも辞めたいと言いづらくて…
なかなか区切りをつけるのは難しいですよね。
お店側も簡単にやめさせないシステムを作り出しています。
今回、友人がハマった美容業界の賢いビジネス戦略についてご紹介します。
ついつい次のマッサージの予約しちゃう！
マッサージ沼から解放されたい！
そんな方にとっておきの記事になっています。
↓この記事を書いた人
こんにちは！ワーママ歴4年のそっこそっこです。
自分へのご褒美は美容医療！
・幼児二人子育て中
・地方メーカー事務職
・趣味は自分磨き！
それではみていきましょう。
予約困難！京都の超有名ヘッドマッサージ通いの友人
高いと思いつつも、ついつい通い続けちゃうんだよね～
友人は2年前からヘッドマッサージに通っています。
そのお店は京都に本店を構える超有名店。
マッサージしてから10分で眠らせるという技術が評判で、技術スクールも開講しているようです。
友人はヘッドマッサージの虜になってしまい、新幹線で往復3時間かけて毎月通っています。
しかも毎回7,000円の出費。
一か月分のランチ代！
友人のやめたい気持ちとは裏腹に、なぜマッサージ沼にハマっているのでしょう？
次回の予約はその場でとらないとほぼ取れない
ヘッドマッサージ店の次回の予約は、施術を受けた直後、気持ちが高揚しているときにされます。
次回の予約はどうされますか？
その場で予約しないと、既存顧客の優先予約の権利がなくなり、新規顧客と同じ扱いになってしまうのです！
新規顧客の予約は、既存顧客の予約の空きがあった場合にできるようです。
しかし、既存顧客は既存顧客であり続けるために常に予約を繰り返します。
つまり、新規顧客で予約を取ることはほぼ不可能という状況にあるようです。
今予約しないと、通えないと思って予約しちゃった！
・マッサージ後、気持ちが高揚した中での予約
・予約しないと特権がなくなる焦り
予約の方法でお客さんをゲット
顧客の心理を上手く使ったヘッドマッサージ店のビジネス戦略だと感心しました。
私たちが陥りがちな二つの心理状態をビジネスに取り入れています。
ビジネス戦略①決断の先延ばし症候群
一つ目は決断の先延ばし症候群。
皆さん、日常の中で正直どっちでもいい、決めきれないと思うことはないでしょうか？
ヘッドマッサージを受けた後の友人も、決断の先延ばし症候群になっていました。
次の予約は取らないって決めてたけど、やっぱり気持ちよかったな～
次通うか通わないかどうしょう…決めれない…！
そんな時にスタッフさんは禁断の助け舟をだすのです。
予約は日付変更できますし、取り消しもできますので、ひとまず予約することをおススメします。
ここで友人の悩みは解決されます。
予約は取り消せるし、通うかどうかはまた今度きーめよ！
スタッフさんも後押しのおかげで、先延ばしの状態になったのです。
結局、先延ばした決断はそのままになり、予約を変更・取り消しすることもなくまたヘッドマッサージに通うのです。
ビジネス戦略②コンコルド効果
コンコルド効果とは、これ以上投資を続けても損すると分かっていても、今まで投資した分がもったいない、損した気持ちになり、投資を続けてしまう心理的傾向のことです。
私の友人もこのコンコルド効果にかかっていました。
2年も通い続けたのにここで辞めちゃうのはなんかもったいない気がする！
2年以上通い続け、
お得意様になっているでしょ！
頑張って通い続けているのに今更7000円が惜しいなんて言えないわ！
と自分に言い聞かせています。
この心理は「コンコルド効果」といい、誰でも陥ってしまう心理状況です。
そして美容業界はコンコルド効果を用いたビジネス戦略で、お客さんに継続利用を促しています。
なかなか辞めれないのは、美容ビジネスの戦略にはまっているかも！
以上、先延ばし症候群・コンコルド効果について紹介しましたが、これは美容業界に限らずどの業界でもビジネス戦略としてお客さんの心理を用いています。
もし、自分へのご褒美として使っているサービスやモノがある方はなぜ買ってしまうのか一度冷静に分析することをおススメします。
分析してみて、サービス・モノに満足しているからという理由（自分要因）であれば続ける価値はあると思います。
しかし分析してみて、お店のビジネス戦略にハマっているだけだと思うのであれば、思い切って辞めてみてはいかがでしょうか？
皆さんが満足する自分へのご褒美ができることを願っています！
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