【海外赴任に選ばれる人とは?】海外志望の同期の中で選ばれたのは英語力よりも○○がある人だった!

英語ができない社員が海外赴任した

海外に拠点のある企業であれば可能性のある海外赴任。

みなさん、海外赴任に選ばれる人ってどんな人が多いかわかりますか?

うーん…英語がペラペラな人?

たしかに英語力があると海外赴任の可能性は高くなります。

しかし海外赴任の条件として英語力よりも重視されることがあるのです。

今回は、地方メーカー勤めの筆者がみてきた海外赴任に選ばれる人の特徴について紹介します。

もしあなたが海外赴任したいのであれば、英語力だけではない赴任の実態についてぜひ知ってほしいです。

一般論ではないリアルな情報、役立てば嬉しいです!

この記事を書いた人↓

そっこそっこです。
ポンコツ→S評価になったワーママです!
自分で仕事を選ぶワーママになる情報発信しています!(プロフィールはこちら)

・幼児二人子育て中ワーママ
・専門は経営戦略
・仕事で海外赴任者とのやりとりあり

【これがリアル】英語できて海外赴任したくても選ばれない理不尽な現状

私は、地方メーカーに勤めています。

海外への輸出があり、アメリカ、ヨーロッパ、アジアに拠点があります。

そのため、年に一人か二人海外赴任しています!

“海外赴任したい!”そんな理由で会社に入社する社員もいます。

私の同期は10名のうち4名が海外赴任を希望して入社しました。

イギリスの大学を卒業、

アメリカでの就労経験あり、

アメリカのグリーンカード(永住権)あり

など、みんな英語のスキルかなり高めでした。

そんな国際派な彼らのうち、海外赴任できたのはたったひとり

その一方まったく英語のできなかった同期が海外赴任しました。

えっなんで!?

英語が話せなくても海外赴任に選ばれる理由とは?

英語が話せないのに海外赴任できたのはなぜ?

やる気があって話せる人を海外行かせた方がいいと思うのに…と思いがちですが会社の事情からそうもいかないのが現状です。

今回は私の同期を事例に、どういった人が海外赴任できたのか紹介していきます。

パターン①英語ペラペラ・海外赴任できた同期

パターン②英語ペラペラ・海外赴任できなかった同期

パターン③英語全くダメ・でも海外赴任できた同期

タイプ①英語ペラペラ・海外赴任できた同期

子供のころから海外で生活し海外の大学を卒業、日本よりも海外生活の方が長いパターンの同期です。

海外大学出身の大学生向けの就職フォーラムで会社をしり入社したパターンです。

バリバリ海外で働きたいタイプです!

同期は海外事業部の営業部門に配属されました。

そして入社して3年後、東南アジアエリアのまとめ役として海外赴任しました。

抜群の英語力と、海外営業の経験を活かし海外赴任できたパターンです。

こういうタイプの人は社内には何人もいますが、彼は英語力が高く仕事もでき選ばれました。

タイプ①社内競争に勝って海外赴任したエリート

タイプ②英語ペラペラ・海外赴任できなかった同期

反対に英語力が抜群に話せるのに海外赴任できなかった同期もいます。

二人とも英語はペラペラ、海外赴任を希望して会社に入社しました。

彼らの配属先は海外営業をサポートする部署。

直接お客さんとやり取りはせず、主に海外マーケットの情報収集、分析する部署です。

彼らも赴任の希望を出しつづけて、残念ながら希望は通らなかったようです。

そして赴任できなかった二人はしばらくして会社を辞めてしまいました

悲しいなぁ…

海外赴任できた同期もできなかった同期も英語力に大きな差はありません。

ではなぜ海外赴任できなかったのでしょうか?

【結論】海外赴任できるできないは配属先に依存する

英語のスキルという点では大差はなかったのですが、赴任の明暗を分けたのは、配属先です。

赴任先での業務は営業活動がメイン。

営業経験がある、お客さんとコネがあるといった実務で活躍できる点で海外赴任決まったようです。

配属先を決めたのは会社。

結局、海外赴任の明暗を分けたのは運だったということになります。

英語力よりも配属先・専門性で赴任が決まる

タイプ③英語全くダメ・でも海外赴任できた同期

最後にタイプ③の同期を紹介します。

彼は理系の大学を卒業し、製品の品質を管理する部署に配属されました。

英語はかなり苦手で、TOEICも300点台とかなり低かったです。

マークシート式のTOEICですので、当てずっぽうで答えたほうが点数がいいのでは?と同期にからかわれていたほど、英語ができませんでした。

そんな彼がアメリカの子会社に赴任すると発令が出たときは、同期全員が衝撃でした。

ええええ—-!

なぜ彼は海外赴任できたのでしょうか?

それは、ちょうどアメリカ子会社の品質管理部署で欠員が生じ、日本本社から社員が赴任する必要あったためです。

しかし、この部署は子育て中の社員が多く、赴任を希望したのは同期一人。

必要とするスキルがあって、やる気もある、そんな理由で選ばれました

【結論】海外赴任するには英語力以外のスキルを磨くのがおすすめ!

以上海外赴任できる人の特徴を紹介しました。

まとめると以下の通りです。

・英語力があっても海外営業系だと競争率が高い
・海外赴任したいのであれば、営業系以外のスキルを磨くのがおすすめ

海外赴任に選ばれるのは英語力以上に赴任先で使えるスキルを持っているかどうかが重要ということです。

当然ですが、海外子会社も会社経営のための業務は営業以外にも多くあります。

その中でも、経理業務、品質業務やエンジニアなどの専門部署は、日本本社と密に連携をとるため本社から社員を赴任させるケースが多いのです。

そしてこういった部署の人は海外赴任に対してあまり積極的ではありません。

英語苦手だし、日本で働きたい!

海外営業部から行くよりも、このような部署から海外赴任するほうが希望者も少ないため赴任できる可能性は高いです。

よって、海外赴任したい方は、英語以外のスキルを磨くことが近道です。

海外赴任したいのであれば、自分のスキルを使って赴任先でどういった価値を提供できるのか考えると海外赴任の希望通りやすいと思います。

以上、私の実体験を例に海外赴任に選ばれる人について紹介しました!

みなさんの参考になることを願っております!

本ブログでは社会人歴10年以上のワーママ筆者が”仕事を選べる人”になるための記事たくさん書いています。

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