【67歳週3会社員】ゆるく長く働くためのワーママスキルとは?

ワーママの理想の働き方は?


変化の激しい時代。


皆さんはこの先自分がどんな働き方をしているか想像できますか?


これからのワーママの働き方はどうなるのか?最近読んだ本にヒントがありました。

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この本の一部に70歳まで働き続ける女性の話が書かれています。


この方は3人の子供を育てた専業主婦。

50歳になり新しいことを始めたい気持ちになり、人生で初めて働き始めたそうです。


50歳で初めて働き始めたのにもかかわらず仕事で成果を出し、
会社から正社員にならないかと打診されるほど評価されるという話です。

実は私の先輩にも3人子持ちの67歳の先輩ワーママがいます。


65歳の先輩(以下局さん)も嘱託雇用を延長し、67歳まで働き続けました

しかもゆるく働きたい~というワガママが通り全社で一人だけ週3勤務!

理想の働き方!

67歳まで必要とされ、ワガママが通る局さんは、普通の女性です笑

一生必要とされるワーママならではのスキルとは?

局さんを参考に、ワーママがゆるく長く働き続けるスキルを紹介します!

67歳の先輩ワーママはスキルで社長にも慕われた

局さんは私が新入社員のころ、配属された経理部で教育係としてお世話になりました。
いつも笑顔で対応し、みんなのお母さんといった存在。
社長直々のお願いで雇用延長するほど社長にも慕われていました。

そんな局さんはどのような仕事人生を歩んできたのか簡単に紹介します。

局さんは大学卒業後、日本銀行の支店に入行。

数年働いた後、結婚のため寿退社。

その後、3人の子供を育てが落ち着いた40歳の時、近所の会計事務所に就職。

会計事務所を経て、事務所所長の紹介でメーカー経理職に。

メーカーで経理職を20年以上経験し、
社長直々のお願いで嘱託期限の65歳を超えた後も67歳まで勤めた。

ここで局さんの職歴でポイントとなるのが、
40歳で会計事務所に勤務できたこと。

②会計事務所のつてでメーカーに転職できたこと。


③社長に気に入られ、67歳まで働いたこと。


の三つです。
一般的に年齢が高くなると就職しにくいですが、常に周りの人が彼女のキャリアをサポートしていたのです。

局さんは経理スキルはもちろんありました。
しかし局さんのいちばんの魅力は、一緒に働きたい!とまわりを思わせる不思議な力だと思います。
どうしてみんな局さんと働きたいのか?局さんの魅力について紹介しますね。

ずっと働いて!と思わせるワーママのスキルとは?

共感能力

局さんは共感能力がとても高かったです。
子育て、仕事、義両親の介護など色々なものを経験したからでしょうか?
包容力がめちゃくちゃ高いのです。
いつでも何でも受け止めるわー!というオーラがプンプンに出ています笑
同じ部署の私だけでなく、会社の女性社員は仕事と子育て両立、子供の反抗期、夫の愚痴など局さんにまずは相談していました。

ワーママをしていると毎日が大変でどこかでガス抜きをしないと息がつまりそうになります。
そんな時、局さんのように何でもうんうんと共感してくれる存在は本当に大切です!
ワーママ経験者だからこそ苦労をわかってくれるので心が開けます。

橋渡しの力

局さんはワーママだけでなく、マネージャー層からも人気がありました。
局さんは相談しやすく、女子社員のいろはを教わっていたのだと思います笑
ワーママとマネージャー層では考えも立場も違うので、直接話しづらいことも結構あります。
そんな時は局さんが間に入って橋渡し役をしてくれました。

課長に言われるとカチンとくることも、局さんに言われると素直に受け入れられる
そんなこともよくありました。笑

気配り

局さんは自発的に、みんなが気持ちよく働ける環境づくりをしてくれました

例えば、
商談スペースに花を飾る
社長からお土産をもらったらお礼のメールをする
誰もやらない仕事(掃除当番表づくり)はひっそりやる

どれも小さいことですが、言われなくても気づかれなくても誰かのためにするのが気配りということを学びました。

【まとめ】ワーママやって身につくスキルは最強です

以上局さんから学んだずっと働いて!と思わせるスキルでした。

ワーママは自分以外のことで振りまわされることが多いと思います。
今週は保育園はお弁当週間だ!
冷蔵庫の余った豆腐使い切らなきゃ!
パパのシャツのボタン付け直さないと!
色々なことが頭の中を駆け巡っている中で、将来のキャリアを考えるのってなかなか難しいと思います。

しかし局さんのスキルで紹介したように、仕事と家庭の両立といった大変な経験をしているからこそ、共感できたり、優しくなれたり、いい意味で適当になれるのだと思います。
その結果、一緒に働きたいと思わせるスキルになるのはワーママにとってメリットいっぱいです。

将来のことを考えると心配になりますが、それはみんな一緒。
目の前の子育て、仕事に向き合っていくのがいちばんだと思います。

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