入社してから3年。
多くの人が仕事に慣れ、これからのキャリアをどうしようか考え始める時期かと思います。
3年目を迎えて、
今の職場はどうも合わない!
自分には向いていない!
と感じている方もいるのではないでしょうか?
私、そっこそっこも入社時、希望していなかった経理部に配属され向いていないな~と思うことがありました。
しかし、部署異動をするまでにはちょっとした葛藤がありました。
・部署異動したいけど今よりも向いていない仕事になったらどうしよう…
・自信を持って言える強みやスキルが自分にはない…
こんな私でも部署異動できるの?
社会人経験3年目の人がキャリアを武器に部署異動することはなかなか難しいです。
私も自分は何がしたいのかよくわからなかったです。
今回は部署異動したいけど、どんな仕事がやりたいかわからない、どんな仕事が向いているのかわからない方に部署異動のヒントをご紹介します。
大切なのは自分のアピールポイントを知ることです。
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この記事はシュガーマンのマーケティング30の法則に書いてあるテクニックを社会人あるあるの具体例を交えて紹介する企画です。
マーケティングの知識は社会人なら誰でも知るべき最強の学問です。
あなたが売るモノはあなた自身。マーケティングを学んで上手に自分を売り込んでください。
第二回目は「アピールポイント」です!
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こんな方向けに書きました↓
・自分のスキルがわからない方
・今の仕事が向いていない方
・部署異動を考えている方
【私もそうでした】入社3年目は部署異動するか悩んだ1年間
私はスキルなし、異動の希望先なしであったものの部署異動したいと思っていました。
私について少しお話しすると、
大学を卒業後、地方メーカーの経理部に配属されました。
外国語学部卒だったため、簿記も会計も全くわからない状態。
最初の2年は覚えることがいっぱいで必死でした。
しかし、慣れ始めた3年目、このまま経理部に居続けていいのか?迷うようになったのです。
大雑把な性格のため正確性が大切な経理の仕事が苦手でした。
かと言って異動希望を出すほどの勇気はない。
なぜ異動希望を出さないか?と言うと自分にはスキルはないと思っていたからです。
これといったスキルがない…
入社8年目になって思うことですが、入社3年目の多くの人は自慢できるようなスキルは身についていないと思います。
医師だって3年目でようやく研修医の身分がなくなる程度です。
しかし、誰しも3年間で自分の得意不得意の傾向はつかめているはずです。
この自分の得意不得意を深堀して部署異動につなげるのをおススメします。
私も自分の得意不得意を知ったことで、満足のいく部署異動ができました。
詳しくはこちら↓
どうやって自分の得意不得意を知ったかというと、どうして異動したいのか?を深堀したからです。
部署異動が成功するアピールポイント ステップは3つだけ
ステップ1【徹底追及】どうして部署異動したいのですか?
なかなか自分の強みや弱みを考えるって難しいです。
自分のことってよくわからない!
抽象的なことですので答えをだすのは難しいです。
私がまずやったのはどうして部署異動したいのか?(今の部署の嫌な部分)と今の部署のいいところを洗い出しました。
今の部署の嫌なところ
・単純作業が苦痛
・他の担当者の仕事が遅くてイライラ
・税法の難しい文書が苦手
今の部署のいいところ
・ゴールが明確な仕事が多い
・データを扱う仕事が得意
・改善提案をすると評価される
異動したいから、いいところなんて浮かばない!という方、ちょっと待ってください!
3年間も続けてこれたのだから、どこか好きなところがあったはずです。
一度紙などに書き出してみるのをおススメします。
ステップ2【アピールポイント】部署異動を成功させるには自己理解に尽きる
今の部署のいいところと嫌なところを洗い出した後、そこから読み取れる自分の特徴を書きだしました。
部署異動したい理由
・単純作業が苦痛→チームプレイが苦手
・他の担当者の仕事が遅くてイライラ→時間は守りたい
・税法の難しい文書が苦手→文書扱う仕事苦手
今の部署のいいところ
・ゴールが明確な仕事が多い→結果がわかる仕事がいい
・データを扱う仕事が得意→ロジック組むのが得意
・改善提案をすると評価される→変化するのを好む
そしてこの特徴を組み合させて、自分に向いている仕事、アピールポイントを書きだします。
・一人で時間管理できる仕事
・文章よりもデータや数字を扱う仕事
・ロジックを組むような仕事
自分に自信がなく異動希望が出せなかった私ですが、自分を深堀することでアピールポイントが見えてきました。
ステップ3【自分の売り込み】
そして、最後に大切なのがこのアピールポイントを使った売り込みです。
上司って部下のことわかっているようでわかっていないこと多いですよね…。
ましてや自分のアピールポイントはよ~く考えた結果、見つかったものです。
上司にはが気づきにくいかもしれません。
上司との面談のたびに、自分のアピールポイントを伝えることをおススメします。
その際、過去の仕事の経験から○○が自分には向いていると気づいたなど根拠を持った説明をしてみて下さい。
説得力が増しますよ。
そして、いづれあなたにピッタリなポストがあった時、お声がかかるはずです。
この仕事にぴったりな社員がいるじゃないか!
私自身、面談の都度上司にやりたい仕事について伝え、自分が得意とするデータとロジックが必要な仕事に就くことができました。
結論:今の部署での不満を掘り下げれば次の異動先がわかる
以上部署異動の時に使える自分のアピールポイントの見つけ方についてご紹介しました。
部署異動を希望したいけど、自信が持てないという方の参考になれば嬉しいです!
アピールポイントのステップをまとめると、
①今のの仕事の好きなところ嫌いなところをあげる
②なぜ好きか嫌いか分析する
③分析の結果のアピールポイントを上司に伝える
シュガーマンのマーケティング30の法則にも「どの商品にも特有の個性や性質があり、お客が共感できる特徴がある」と書いてあります。
多くの社会人の皆さんが売り込むべきものは自分です。
自分はどういう性格なのか?どういった価値観を持っているのか?自己理解を深め、仕事仲間に共有することが成功への近道だと思います!
自己理解については過去にもご紹介しています↓
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