残業している人が評価される
働き方改革なんて言われるようになりましたが、やはり長く働く人=デキル人という形は変わっていないようです。
時短勤務の私は、残業を評価する上司に不満を感じることやっぱりあります。
先輩は日中ぼーっとしてるのに、残業してますよ~
そんな私が英会話教室を運営する母親との話で納得した、
働き手も時間かかる仕事=いい仕事と思ってしまうエピソードを紹介します!
この記事はこんな方に読んでほしい!
・残業する人が評価されるのが納得いかない方
・ついつい色々な仕事に時間をかけてしまう方
こんな人が書きました↓
こんにちは!ワーママ歴4年のそっこそっこです。
昨日よりもちょっと成長をモットーにゆるキャリア目指しています!
・時短勤務4年
・幼児二人子育て中
・フルタイム時から定時ダッシュしてます
残業を評価するマインドは働き手にもあるのでは?
私の母親は15年以上英会話教室を運営しています。
そんな母親が先日あることをつぶやいていました。
「最近、全く予習せずにレッスンするんだよね~
始めたころは必死に勉強していたのにね。こんなのでいいのかしら?」
母親は、レッスンのクオリティはそのままに、下準備の時間が短くなったことでちゃんと仕事をしている感覚が減ったと言っていました。
母のように、あまり時間をかけない仕事は価値がないのでは?と不安になることありませんか?
私も新入社員の頃は、一生懸命仕事をしていて、仕事を頑張っていると自信を持って言えてました。
8年目今では、手の抜き方を覚え、要点だけ押さえて省エネで仕事をしています笑。
全力投球だった入社の頃より省エネの今の方が成果はだしているつもりです(おそらく笑)。
ですが、仕事ちゃんとやってないのでは?と思ってしまうことが時々あります。
どうしても仕事の内容よりも仕事にかけた時間やエネルギーの方が心に残るので評価してしまいがちです。
きっと上司も同じ気持ちで残業して頑張っている(ようにみえる)部下を評価してしまうんでしょうね…
仕事の成果を評価するのは難しいのでは?
母のつぶやきを聞いてから、
営業職などはっきりと数字として評価できる職種でない限り、仕事の評価を公平にするのは難しいと思い始めました。
しかも全く同じ仕事を複数の部下がやるケースは稀なので、単純に比較はできませんしね。
そうなると、夜遅くまで残業して、会社のために献身的に働く姿を見せてくれる部下は可愛くみえる気がします。
昔は上司は部下をみていないとか、評価制度が悪いなど思った時期がありましたが、
成果評価って主観によるもので、頑張ってる姿をみたら評価したくなるのが人間だよねと思うようになっております。まあ私の見えない部分を評価しているってこともありますし。
残業マンより評価されるためにはピカソになろう
じゃあ残業マンよりも評価される定時帰りマンになるには?という話ですが、部署の中のピカソになるしかないのかなと思います。
誰もが知る画家のピカソ。
お客さんとの価格交渉であった逸話をご存じですか?
ある時、ピカソはお客さんに「絵を描いてほしい」と頼まれ、その場で絵を描きあげました。
そしてお客さんに100万ドルを要求したのです。
お客さんは「30秒しか描いていないのに…」と驚くと、
ピカソは「違う、30年と30秒だと」と言い放ったそうです。
確かにスキルは過去の積み上げであるから、今手抜きができるのは今までの努力のおかげです。
ピカソの絵には30年と30秒の価値があるという主張はアリな気がする。
ピカソのように過去の努力で培った自信とスキルを振りかざせば残業マンに勝てる気がします。
しかし、みんながみんなピカソにはなれません。
やっぱりピカソになれない多くの人は、残業する人=評価されるという現実を受け入れる必要があると思います。
なかなか難しいですが、働き方が変わって成果主義が広まれば残業マンは少なくなるのかも?とひそかに期待しております。
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