こんにちは!4歳と2歳の子供を子育て中の地方ワーママそっこそっこです。
あーイライラする!
腹の虫がおさまらない!そんなこと誰にでもありますよね。
ワーママの私、そっこそっこも仕事、子育て、夫に対しても感情的になることあります。
本当に怒れる!
感情的になってはダメだとわかっていても冷静になるのは難しいこと。
そんな感情的になってしまうあなたに感情的になると凡人どまりという話を紹介します。
話の主人公は歴史上の偉人、坂本龍馬。
龍馬は感情的な武士がほとんどだった幕末、損得勘定で成功したのです。
もし坂本龍馬が感情的な人物であったならば、日本は植民地になっていたかもしれません・・・
そもそも龍馬って何したっけ?よく分かってない!という方は、司馬遼太郎の「竜馬がゆく」をおすすめします。
8巻まである長編小説ですが、読み始めたら止まりません!
龍馬の行動力すごい!
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歴史に名を残した龍馬のように感情的にならず成功するには?2つのポイントに分けて紹介します。
龍馬の話を聞いて、イライラしてもしょうがない!と思う人が一人でもいてくれたら嬉しいです!
ポイント①視野を広く持つと感情的にならない
今回紹介するのは龍馬が仲介した薩長同盟の話です。
簡単に時代背景を整理すると、
ペリー来航後、江戸幕府は衰退し、これからの日本のリーダーは誰?外国人を受け入れる?といった議論が日本中で飛び交っていました。
江戸幕府と朝廷は、外国人は排除したい気持ち(攘夷-じょうい)はあるものの、
欧米列強があまりにも強すぎていいように利用されていました。
この状況に攘夷過激派の長州藩は納得がいきません。
外国が大っ嫌いな長州人は外国船を攻撃したりと問題行動を連発。
あまりに過激な長州藩の行動は、朝廷の勅命によって幕府主導の「長州征伐」が始まるのです。
幕府や朝廷から見放され、外国の仕返しもあり、長州藩はのち降伏。
長州藩はどうしたら自分たちのピンチを切り抜けるか?で頭がいっぱいでした。
一方、同盟相手となる薩摩藩も、地理的条件から海外情勢にたけており、倒幕の計画を立てていました。
しかし、朝廷から出された長州征伐を行うとお金がかかって薩摩藩の資金繰りが苦しくなる・・・という思いがありました。
両者とも立場は違えど、「藩にとって」最善の道は何か?を考えていたのです。
御恩と奉公にあるように、藩主に忠誠を尽くすというのが武士としての当たり前でした。
99.9%の武士が藩のメリットを考えていた中、龍馬は「日本にとって」のメリットを考えていたのです。
土佐藩出身の龍馬ですが、脱藩したこともあり土佐藩に対する忠誠心はなかったのでしょう。
日本という大きな枠組みで考えていたので、長州を倒すどうこうは仲間内のケンカにすぎない!と主張したのです。
視野が狭いと感情的になりがちです。
実際、長州も薩摩も藩の利益にならなければだめ!嫌い!と感情的になっていた。
しかし、300藩もあった当時、それぞれ複雑に絡み合っていて、単純に好き嫌いで判断できる状況ではありませんでした。
「日本」という広い視野で見ていた龍馬だからこそ、感情的にならずにいたのだと思います。
一面に広がる海や大海原をみて、自分の悩みなんてちっぽけだ・・・と感じたことがありませんか?
広い視野を持っていれば、日常の細かいイライラはどうでもよくなります。
感情的になりがちな人は龍馬のように広い視点で物事をとらえることをおススメします。
その後、龍馬は江戸幕府に大政奉還させるための下準備として、薩長同盟を計画します。
ポイント②龍馬が感情的であったら日本は植民地支配されていた?
龍馬は薩摩と長州にどうやって同盟を結ばせたのか?
ご存じの通り、薩摩と長州はお互い大っ嫌いでした。
手を組むなんてもってのほかの犬猿の仲。
しかし、龍馬は幕府を倒すためにはこの2強にタッグを組ませる必要と考えたのです。
両者とも藩中心主義、倒幕思想は一致してたため、
龍馬は感情的な両藩に同盟を組んだらどんなメリットがあるのか?実利を伝えたのです。
薩長同盟のそれぞれのメリット
薩摩→長州征伐にかける費用が必要なくなる。倒幕への軍資金に充てられる。
長州→薩摩藩経由で武器を入手できる。
実利を提示された両藩は、龍馬の仲介があって同盟を組むことができたのです。
もし、龍馬が感情的な人で薩長同盟が結ばれずにいたら日本はどうなっていたのでしょうか?
薩長同盟が結ばれなかったら、大政奉還も起きず、江戸幕府が存続し、欧米列強のいいように使われ、植民地になっていたかもしれない。
龍馬の損得勘定が今の日本を救ったといってもいいのではと思います。
まとめ:感情的になると凡人どまり
以上龍馬の実利的エピソードをお伝えしました。
いかがでしたか?感情的にならないためのポイントをまとめると、
視野を広く持つと感情的にならない
実利(メリット)を考えると感情的にならない
龍馬は感情的にならないことで歴史的大成功を果たしました。
反対に常に感情的になっていると凡人どまりかもしれません。
龍馬のエピソードをきっかけにイライラするなんてムダ!と思える人が一人でもいれば嬉しいです。
【関連動画】感情的に仕事を辞めたい!はぜひこちらもお読みください。
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