言うことを聞かない子どもはほったらかしにした方が上手くいく

こんにちは!地方暮らしの2児の母、そっこそっこです。

子どもが言うこと聞かない!ワガママばかりでうんざり!
子育てをしていると子どもが言うことを聞かずイライラすることありますよね。
私も言うことを聞かない子どもたちに手を焼いています。

”怒らない子育て”が世間では推奨されていますが、わかってはいるけど実践するのは難しいです。
私は”怒らない子育て”が上手くできずにいた時、ある本を読み、
怒らないためには子どもは適度にほったらかすのがいちばんという結論に至りました。
”ほったらかし子育て”がなぜいいのか?
心理学の裏付けと一緒に紹介します。

今回は「Hooked ハマるしかけ」を参考書籍としています。

子どもはほったらかしにした方が言うこと聞く?【心理リアクタンス】

いい事だとはわかっていても、他人から命令されるとやりたくないと思うことありませんか?

これは心理的リアクタンスという心理現象によるものです。
心理的リアクタンスとは、外部によって自由が奪われたとき、自由を取り返そうと反発する心理作用のこと。
子育てで考えてみると、子どもに勉強しなさい!というと、子どもは自由を奪われたと感じ反発するといった現象です。

子どもから自由を奪う具体的言動

では具体的に親のどんな言動が子どもは心理的リアクタンスの影響を与えるのか?紹介します。

勉強しなさい!など指示をする

子どもが今やろうと思っていた、他のことに集中していた、といった状況では親の「~しなさい」発言は、自由を制限し子どものやる気を削いでしまいます。

危険だからダメと禁止する

子どもに何かを禁止することも自由を制限することになります。
もちろん親として危険なことはきちんと禁止しなければいけません。
逆転の発想で、禁止に対して反発する心理を使う方法を後程ご紹介します。

こっちの方がいいんじゃない?と提案する

子どもが選ぶ洋服ってなんかダサい…と思ったことありませんか?
こっちにしたらとやんわりと提案することも選択の自由が奪われたと感じ、頑なにダサいのを選ぶ可能性が高いでしょう。

以上が子どもが自由を奪われたと感じる親の言動です。
言うことを聞かない子どもは、自由を奪われないために親の言動に反発します。
では、心理的リアクタンスを上手に使って子育てをするとどうなるかご紹介しますね。

心理リアクタンスを参考に子どもをほったらかしにしてみた

私は心理的リアクタンスを活用して以下のようなほったらかしを実践してみました。
子どもの干渉を減らし、気持ちが楽になるので良ければ参考にしてみてください!

指示や提案をしない

子育て全てをほったらかし、というわけではありません。
危険でないけど、後始末が大変なことは大目に見るようにしました。

例えば、1歳の娘はティッシュボックスからティッシュを出すのが大好き。
片づけが大変だし何よりもったいない!と思って禁止すると娘は余計ティッシュを出し続けます。
しかし、好きなだけ出していいよ~とほっておくと、親からあまり注目されないのが嫌なのかあっさり辞めました。
娘はママへの反抗心からムキになってやっている気がします。
娘の反抗心に火をつけないためにもほったらかしがいちばん。

やってほしいことを禁止する

3歳の息子はめんどくさがって、なかなかお風呂に入ろうとしません。
そこで「絶対いちばんにお風呂に入っちゃだめだよ」とやってほしいことを禁止しました。
息子は禁止を破るのが大好きなので喜んでいちばんにお風呂に入ります。
あまのじゃくな子どもにはぴったりな方法です。

提案、説得をしない

3歳の息子にひらがなを覚えさせる時、覚えなさいとは言わずに、覚えた方が大人に聞かなくて済むし便利だよと自分にとってどんなメリットがあるのか伝えました。
提案や説得はどうしても”させられている”感覚になるため自発的に行うような声がけを工夫しています。

以上、心理的リアクタンスと子育てへの実践を紹介しました。
子どもにあれはダメ!これもダメと制約をかけることは、親にとっても子どもにとっても良くないことが心理学でも証明されています。
”怒らない子育て”を実践するための”ほったらかし子育て”おすすめです。

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