【コントラストの原理具体例】〇〇のおじさんが心理テクを使ってた!【誰でもマーケッター】

売れる仕組みを学びたい

マーケティングに関するセミナーや本は沢山ありますが、実践に勝る勉強方法はありません

今回は私が街で見つけた、売れる仕組みの具体例を紹介します。

売れる仕組みを実践しているのは日本中どこでもいる市場のおじさんたちです。

市場の一万円おじさんはものすごいマーケッター

この記事を読んで日常のマーケティングの探し方のヒントになればに嬉しいです!

↓この記事を書いた人

マーケティングを勉強中のそっこそっこです!

・暇さえあれば図書館のマーケティングコーナーに入り浸る
・4歳と2歳の子育て中
・メーカー経営企画室勤務

マーケティングの基本、コントラストの原理とは?

まず今回ご紹介するマーケティング手法の一つ、コントラストの原理についてご紹介します。

みなさんに質問ですが、新しいコートを買いにお店に入ったと想像してください。

【A】【B】の二つの商品を店員さんに勧められましたが、どちらが心惹かれますか?

【A】超特価!今だけ70%OFFの39,800円

【B】最安値!定価39,800円!

70%OFFの【A】でしょ!

多くの人が【A】を選ぶのではないでしょうか?

同じ39,800円でも70%OFFというコントラストの影響で”安い”と感じるのです。

元値が高い=価値が高いと自然に思いますからね。

このように2つ以上の価格を比較させることで、価格以上の安さを感じてしまう心理をコントラストの原理と言います。

コントラストの原理=価格を比較することで、安さが際立つ

私たちの生活ではコントラストの原理が多く使われています。

過去記事でコントラストの原理について紹介しているので、参考にしてみて下さい↓

コントラストの原理例:オプション付けてしまう

コントラストの原理例:お願いにも順番がある?

コントラストの原理はマーケティング手法の中でも実践しやすい基本の型です。

シュガーマンのマーケティング30の法則にもコントラストの原理が”お得感”を生むとあります。

“どんなにお金持ちでもお得に買いたいと思っている”

シュガーマンのマーケティング30の法則 お客がモノを買ってしまう心理的トリガーとは

新品価格
¥1,720から

市場のおじさんたちはコントラストの原理を上手に使ってうまく商売をしているのです。

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市場のおじさんもコントラストの原理を使ってた!

市場のおじさんは別名”1万円おじさん”と言えます。

市場のおじさんは”一万円おじさん”

1万円おじさんとはどういうことでしょうか?

聖徳太子?福沢諭吉?

わかった!渋沢栄一だ!

残念ながらお札の中の人ではありません。

1万円おじさんとは市場でものを買うとき、何でもかんでも最初に値段を”1万円”と冗談を言うおじさんのことです。

その魚?1万円だよ。
うそうそ!400円

・・・ただのおやじギャグじゃん。

確かにわかりやすい冗談ですが、冗談で安く言われたらどうでしょう?

その魚?100円だよ。うそうそ!400円!

1万円ギャグと比べると、100円ギャグの後の400円はものすごく高く感じませんか?

2つの価格を比較させることで、価格以上の安さを感じる

なぜギャグが100円ではなく1万円なのか?

コントラストの原理を知っていれば、市場のおじさんのあざとさがわかると思います。

街にはマーケティングが溢れている

以上、街で見かけたコントラストの原理の具体例について紹介しました。

故意的に無意識に関わらず、街にはマーケティングを実践している人が沢山います。

しかし、上手な人ほど自然にやっているためなかなか気が付くことができません。

もし、マーケティングや心理学について学びたければ、観察眼を養うことをおススメします。

あの店はなぜ儲かっているんだろう?

あのタレントはなぜ人気なのか?

日常の売れる仕組みを深堀することがマーケティング力を高めるいちばんの方法かもしれません。

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